投稿規定
(2020年7月22日改訂)
[改定項目]
7. 倫理委員会での承認について
15. デバイス等の製品名について
- 本誌は「脈管学に貢献しうる和文の学術論文(原著,総説および症例報告)で,他誌に発表されていないもの」を掲載する。英文原稿は,Annals of Vascular Diseases(AVD)への投稿が望ましい。原著は、独創性・新規性に富み、著者による価値ある主張が表明されているもの。総説は、著者の実績に基づき、関連分野の背景・最近の動向・将来の課題などを総論的にまとめたもの。症例報告は、科学的な示唆に富み、啓蒙的な知見を読者に提供する症例。
- 投稿(座長推薦からの投稿含む)は,筆頭著者が本会会員であることを条件とする。ただし、編集委員会からの執筆依頼による投稿はその限りではない。
- 原稿はオンラインによる投稿とする。
http://www.editorialmanager.com/jjca/default.aspx - 投稿原稿の採否は編集委員会が決定する。また、一度不採用になった論文の再投稿は受け付けない。
- 本誌に掲載された論文の著作権は,日本脈管学会に無償で帰属する。論文は、クリエイティブコモンズ BY-NC-ND(表示―非営利―改変不可)の国際ライセンスの条件下で掲載される。投稿時に、著者全員の「投稿と著作権譲渡の同意書」をオンライン投稿・査読システムから論文と一緒に提出すること。
同意書のダウンロードはこちら。
- 投稿直後に,共著者全員に投稿確認・著作権委譲同意確認メールが送信されるので、全員返信すること。投稿後1か月以内に全員からの返信がない場合は、投稿を受け付けない。
- 投稿の際,原著論文は倫理委員会(IRB)の承認を必要とし,症例報告は基本的にIRBの承認を必要としない。ただし,症例報告であっても通常の医療を超える医療行為(未承認・適用外使用,緊急対応含む)の場合にはIRBの承認を必要とする(初回緊急施行例に限り事後承認も認める)。IRBから承認を得ている場合は,論文内に必ず『その旨を記載し』,承認番号とともに明記する。承認番号がない場合は,承認書類のスキャンコピーを投稿時に提出する。
また、患者からインフォームドコンセントが得られている場合は,その旨を明記する。 - Secondary publicationの条件
ICMJE(International Committee of Medical Journal Editors)は一定の条件を満たす場合,acceptable secondary publicationとして,これを認めている。「脈管学」編集委員会でも検討を重ね,投稿論文が以下の条件を満たしており,編集委員長がそのことを認めた場合,その投稿論文をsecondary publicationとして査読の対象とすることとする。
1)Secondary publicationとは日本語以外の言語で出版されたprimary versionのデータ,解釈に関し,それを忠実に反映して日本文で書かれたものである。
2)筆者は,primary publicationの編集長の同意書を受領する。「脈管学」の編集委員長は,primary versionのコピー,別刷または原稿を所有しなくてはならない。
3)出版の優先権は,少なくとも1週間の間隔をあけて,出版することによりprimary versionとして尊重される。
4)Secondary versionの論文のタイトルページ脚注には,その論文が全体または一部にかかわらず,出版済みであることを示す必要があり,またprimary versionの論文を参考にしたことを明確に記載する。脚注については,以下の文例を使用すること。
「この論文は既に掲載された論文である。(題名,雑誌名,発表年,巻号,頁数)」
※ Secondary Publication ガイドライン
- 引用・転載の注意
1) 他の記事から引用する場合、間接引用・直接引用問わず、必ず出典明記すること。
2) どうしても直接引用する必要がある場合は、「必要最低限の分量」を「原文のまま」「自分の本文と引用部分をカギ括弧やインデント等で明確に区別する」こと。
3)自由投稿・依頼投稿を問わず、論文・記事中において転載許諾が必要な部分は、著者の責任で投稿前に許諾を取得しておくこと。許諾を得た場合は、その書面をスキャンしたものを論文と一緒に提出すること。転載許諾申請にあたり、必要に応じて、ここに掲載しているひな形を使用しても良い。
転載許諾申請書のダウンロードはこちら。
- 原稿の形式
■ タイトルページ:原稿区分(原著・総説・症例報告),題名,著者名,所属,連絡著者の連絡先、学会発表した場合は学会名,発表年,場所を記載。
■ 和文要旨:200字以内とする。
■ 英文抄録:和文要旨に続けて記載する。原著・総説は200語以内,症例報告は100語以内で,英文の表題,著者名,所属,Key words(原著・総説は5語以内,症例報告は3語以内),抄録文の順序で書く。著者名はすべてフルネームを記載する。
■ 論文の形式として、論文種別ごとに下記の順に記載する。
・総説:本文の形式は問わない。本文以降は,(謝辞),利益相反の開示、文献,図表説明文
・原著:序言,対象と方法,結果,考察,結論,(謝辞),利益相反の開示、文献,図表説明文
・症例報告:序言,症例,考察,結語,(謝辞),利益相反の開示,文献,図表説明文
■ 図表:図表および説明文はすべて英文とする。 - 図はWord,Excel,PowerPoint等で作成し,写真は目的の所見が十分に確認できる解像度のデータ(JPEGなど)とする。それぞれに図番号を記入し,ファイル名には拡張子をつけること。
- 表は標準的なフォント(MS明朝,MSゴシックなど)を用いたExcelでの作成を推奨する。
- 原稿の長さは図表,文献を含み,原著・総説は刷上り6頁,症例報告は3頁以内とする。これを超過した場合は1頁ごとに3万円を請求する。刷上り1頁の文字数は2400字に相当する。
- 原稿は,横書きA4判800字詰(32文字×25行,12ポイント程度,30mmの余白)とする。標準的なフォント(MS明朝,MSゴシックなど)を用いたWordでの作成を推奨する。また、論文ファイルにはページ番号をふること。
- デバイス等の製品名を記載する場合は,論文中の初出時にメーカーを記載する.TMやRを付記する必要はない.
記載例)Zenith TX2 (Cook Medical Incorporated, Bloomington, IN)
⇒ 製品名(メーカー名,都市名,(州),国名)
日本の製品の場合は,製品名(メーカー名,都道府県名) - 日本語化した外国語はカタカナで書き,無用な外国語や日本語化した口語的外国語は避け,雑誌名,人名,その他和訳のない言葉は原語とする。
- 文献は,引用番号(本文の引用順),著者氏名(3名までとし,4名以上の場合には,他,et alとする),題名,雑誌名,西暦年号,巻数,頁(必ず初頁~終頁)の順に書く。単行本の場合には著者名,書名,版数,発行者,発行地,年次,頁の順に記す。Web記事の場合には著者名(機関名),資料名,URL,参照日の順に記す。引用文献は主要なものに限り,25以内とする。
[例]
Wittstein IS, Thiemann DR, Lima JA, et al: Neuro-humoral features of myocardial stunning due to sudden emotional stress. N Engl J Med 2005; 352: 539–548
坂田則行,河村康司,竹林茂夫:血管の構造と病理学的特徴(レオロジーの観点を含めて)-脳血管-.脳血管と心血管(勝沼英宇,折茂 肇編),共立出版,東京,1989,1–13
日本褥瘡学会:MDRPUベストプラクティス医療関連機器圧迫創傷の予防と管理.http://www.jspu.org/jpn/info/pdf/bestpractice_.pdf (参照 2019-10-25) *欧文の場合は,(accessed 2019-10-25) - 著者の校正は1回とする。
- 利益相反(conflict of interest)
すべての論文投稿の際は,利益相反関係(例:研究費・特許取得を含む企業との財政的関係,当該株式の保有,公的研究費に基づくかどうか等)の有無を報告すること。報告は,以下の2通り両方によって行う。①本文に明記(文献リストの前)。記載の例:A(著者)はZ社(企業)の顧問である。;Bの配偶者はY社の取締役である。;CはX社から研究費を受けた。;DはV社から講演料を受けた。;EはU社の特許を有している。:FはT社から会議参加の費用提供を受けた。;GはS社から販促資料執筆に対して謝礼を受けた。;Hは利益相反はない。;共著者全員が利益相反はない。②利益相反開示書の提出:著者全員の利益相反関係を明記した開示書を,投稿時にオンライン投稿・査読システムに論文と一緒にアップロードして提出する。利益相反関係がある場合には,関係する企業・団体名も明記する。
開示書のダウンロードはこちら
- 別刷を希望する場合は実費を著者の負担とする。
- 原稿の採否および掲載時期は編集委員会に一任のこと。特急審査を希望する場合には投稿前に事前申請のうえ、特急審査料10万円を支払うこと。
- 本誌に掲載された著作物を複写したい方は(社)学術著作権協会より許諾を受けてください。著作物の営利目的での転載や翻訳のような,複写以外の許諾については編集事務局までご連絡ください。
一般社団法人 学術著作権協会 https://www.jaacc.org/
問合せ送付先
〒162-0801 東京都新宿区山吹町332-6
パブリッシングセンター(株)国際文献社内
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