投稿規定

目的と範囲

「脈管学」は,一般社団法人 日本脈管学会が発行する和文のオープンアクセスジャーナルで,毎月10日と総会予稿集を掲載するsupplement 号の年13回オンラインで発行している。オンラインの記事は,掲載と同時に誰もが閲覧可能。

本誌は,脈管学の分野に貢献しうる和文の学術論文(原著,総説および症例報告)で,他誌に発表されていないものを掲載する。動脈疾患,静脈疾患,リンパ管疾患における基礎,病態および臨床研究等に関する論文を幅広く募集している。原著は,独創性・新規性に富み,著者による価値ある主張が表明されているもの。総説は,著者の実績に基づき,関連分野の背景・最近の動向・将来の課題などを総論的にまとめたもの。症例報告は,科学的な示唆に富み,啓蒙的な知見を読者に提供する症例。

本誌で掲載する論文の種類は,原著,総説,症例報告,学会特別企画論文の4種類。そのほか,総会予稿集,血管病理研究会記録についても掲載する。このうち,原著,総説,症例報告の投稿を募集している。

本誌では,原著,総説,症例報告,学会特別企画論文についてシングル・ブラインド方式の査読を行っている。

「脈管学」が想定する読者は,脈管学会の会員や,関連する分野の国内の研究者等。「脈管学」は,優れた研究を掲載することにより,脈管領域の基礎,病態の理解を深め,脈管学の発展に貢献するよう努めている。

 

原稿種別

本誌は以下に挙げる種別の原稿(原著,総説,症例報告,学会特別企画論文,日本脈管学会総会予稿集・抄録,日本脈管学会関連学会・研究会記録)を掲載する。 このうち,原著,総説,症例報告,学会特別企画論文の原稿を査読の対象とする。

原著

独創性・新規性に富み,著者による価値ある主張が表明されているもの。序言,対象と方法,結果,考察,結論,(謝辞,)利益相反の開示,文献,図表説明文のフォーマットで記述する。原稿の長さは図表,文献を含め組み上がり6頁以内とする(刷上り1頁の文字数は2400字)。これを超過した場合は別途料金を請求する。

総説

著者の実績に基づき,関連分野の背景・最近の動向・将来の課題などを総論的にまとめたもの。本文の形式は問わない。本文以降は,(謝辞,)利益相反の開示,文献,図表説明文を記載する。原稿の長さは図表,文献を含め刷上り6頁以内とする(刷上り1頁の文字数は2400字)。これを超過した場合は別途料金を請求する。

症例報告

科学的な示唆に富み,啓蒙的な知見を読者に提供する症例。序言,症例,考察,結語,(謝辞,)利益相反の開示,文献,図表説明文のフォーマットで記述する。原稿の長さは図表,文献を含め刷上り3頁以内とする(刷上り1頁の文字数は2400字)。これを超過した場合は別途料金を請求する。

学会特別企画論文

日本脈管学会総会にて発表された論文中,日本脈管学会から優秀論文として推薦された論文(新種別を設定した経緯:現在,日本脈管学会総会の教育講演,特別企画,特別講演,シンポジウム講演に関して論文種別「総説」もしくは「原著」の依頼論文の執筆を依頼しているが,医師以外の論文は施設紹介的な内容となっていることがある。
学会においてはCVT,看護師などの参加,発表を促していることもあるため,非医師の方々が厳格な『論文』という形式にとらわれずに執筆できるように論文種別「学会特別企画論文」を新たに設けることを理事会へ審議依頼し,承認を得た。)

総会予稿集

日本脈管学会総会の予稿集をsupplement 号として掲載する。

血管病理研究会記録

日本血管病理研究会の研究会記録を年1回掲載する。

 

出版方針および倫理方針

本誌に原稿を投稿する前に,著者は本誌の方針を読み,遵守していることを確認しなければならない。編集者がこれらの方針に準拠していないと判断した原稿に対し,本誌は査読なしで却下,または撤回する権利を保持する。

本誌の著者,編集者,査読者,出版者が被る研究および出版倫理に関する責任を以下に示す。

本誌へ投稿される原稿は,いかなる言語においても原稿の一部または全部が未発表・未発行の内容であり,本誌以外の媒体において出版が検討されていないものに限る。ただし,以下の条件を満たし,編集委員長が認めた場合,ICMJE(International Committee of Medical Journal Editors)の定めるacceptable secondary publicationに相当するとして,その投稿論文を査読の対象とする。

1)Secondary publicationとは,日本語以外の言語で出版されたprimary versionのデータ,解釈に関し,それを忠実に反映して日本文で書かれたものである。
2)筆者は,primary publicationの編集長の同意書を受領する。「脈管学」の編集委員長は,primary versionのコピー,別刷または原稿を所有しなくてはならない。
3)出版の優先権は,少なくとも1週間の間隔をあけて出版することによりprimary versionとして尊重される。
4)Secondary versionの論文のタイトルページ脚注には,その論文が全体または一部にかかわらず出版済みであることを示す必要があり,また,primary versionの論文を参考にしたことを明確に記載する。脚注については以下の文例を使用すること。
「この論文は既に掲載された論文である。(題名,雑誌名,発表年,巻号,頁数)」

※ Secondary Publication ガイドライン
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当該原稿が本誌以外の媒体において出版検討中,出版中,または発表された場合,著者は編集者にその旨を伝えなければならない。

本誌において当該原稿の掲載可否が最終的に決定される前に他の媒体へ投稿することを選択した場合,著者はまず本誌から原稿を取り下げなければならない。

投稿

「脈管学」に投稿される原稿は,座長推薦による投稿含め,筆頭著者が脈管学会の会員である必要がある。ただし,編集委員会からの執筆依頼による投稿はその限りではない。
※英文での投稿先はAnnals of Vascular Diseases を推奨する。
 Annals of Vascular Diseases:http://www.editorialmanager.com/avd/

本誌へ投稿される原稿は,全ての著者が,その内容を事実に基づいたものであると保証し,投稿に同意し,発表する権利を有するものであると見なす。

オリジナリティ

本誌へ投稿される原稿はオリジナルのものに限る。原稿が不適切なレベルでオリジナルでない内容を含んでいる場合,編集者の判断で却下または撤回されることがある。

 オーサーシップ(著者資格)

本誌へ投稿された原稿は,全ての著者が著者リストについて承認したものと見なす。原稿投稿後の著者リストの変更(著者名の追加や削除,著者順の再配置など)は,著者全員および編集者の承認を得る必要がある。

著者は,国際医学雑誌編集者委員会(ICMJE)の「著者と研究貢献者の役割の定義」に関する勧告を検討することが推奨される。ICMJEは,オーサーシップ(著者資格)は次の4つの基準に基づくことを推奨している:①論文の構想やデザイン,あるいは当該研究のデータ取得,分析,解釈に実質的に貢献していること。②科学的に重要な内容について草稿を作成したり,批判的に改訂したりすること。③最終版の原稿の出版を承認すること。④当該論文に関する全てに責任を負うことに同意すること。4つの基準を全て満たした研究貢献者は,原稿の著者とすべきである。4つの基準を全て満たしていない研究貢献者は原稿の著者とせず,代わりに謝辞のセクションに記載すべきである。

画像の同一性

著者は画像をデジタル加工・処理することができるが,以下のすべてを満たすものでなければならない。①調整が最小限に抑えられていること,②(局所的・部分的な加工でなく)画像全体に施されていること,③コミュニティの基準に沿った処理であること,④処理を行った旨を原稿に明確に記載していること。原稿に含まれる全ての画像は,元のデータを正確に反映していなければならない。著者は,画像について部分的な移動,削除,追加,強調を行ってはならない。編集者は著者に対し未加工のオリジナル画像の提出を要求する権利を有する。要求された画像が提出されなかった場合,原稿は却下または撤回されることがある。

著作権のある資料の転載

1) 他の記事から引用する場合は,間接引用・直接引用問わず,必ず出典を明記すること。
2) どうしても直接引用する必要がある場合は,「必要最低限の分量」を「原文のまま」「自分の本文と引用部分をカギ括弧やインデント等で明確に区別する」こと。
3)自由投稿・依頼投稿を問わず,論文・記事中において転載許諾が必要な部分は,著者の責任で投稿前に許諾を取得しておくこと。許諾を得た場合は,その書面をスキャンしたものを論文と一緒に提出すること。転載許諾申請にあたり,必要に応じて,ここに掲載しているひな形を使用しても良い。

転載許諾申請書のダウンロードはこちら
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データおよび資料の入手可能性

著者は,公開されているデータや資料の出所(公開リポジトリや企業名等)を開示しなければならず,必要に応じて登録番号や企業の詳細を原稿に記載する必要がある。 

著者は自分のデータや資料を補足資料として公開することにより,アクセス可能な状態にすることができる。全てのデータセットは,査読の過程で編集者と査読者が完全に利用できるようにし,論文の出版日までに一般に公開しなければならない。

本誌では,原稿に記載されたデータ,材料,実験プロトコルの共有を求める合理的な要求を著者が認めることを奨励する。 

動物/ヒト実験

投稿の際,原著論文は倫理委員会(IRB)の承認を必要とする。症例報告は基本的にIRBの承認を必要としないが,症例報告であっても通常の医療を超える医療行為(未承認・適用外使用,緊急対応含む)の場合にはIRBの承認を必要とする(初回緊急施行例に限り事後承認も認める)。IRBから承認を得ている場合は,論文内に必ずその旨を記載し,承認番号とともに明記する。承認番号がない場合は承認書類のスキャンコピーを投稿時に提出する。
また,患者からインフォームドコンセントが得られている場合は,その旨を明記する。

著者は,動物または動物由来の物質を用いた実験を記載した原稿について,その研究が著者の所属機関の承認するガイドラインに沿って実施されたことを証明しなければならない。

臨床試験登録

本誌は,国際医学雑誌編集者委員会(ICMJE)の臨床試験登録に関する方針に準拠しており,掲載を検討する条件としている。全ての臨床試験が最初の患者登録時またはそれ以前に公的な臨床試験登録システムに登録されることを推奨する。臨床試験に関する原稿には,臨床試験登録システム名および登録番号を記載しなければならない。

著者の利害関係と利益相反

透明性の観点から,本誌では全ての著者に,投稿した原稿に関連する競合または利益相反(例:研究費・特許取得を含む企業との財政的関係,当該株式の保有,公的研究費に基づくかどうか等)の有無を報告することを求めている。利益相反は,著者の公平な研究の実施および報告に影響を及ぼす可能性のある状況が顕在する/認識されている/潜在する場合に生じる。報告は,以下の2通り両方によって行う。

①本文に明記(文献リストの前)。記載の例:A(著者)はZ社(企業)の顧問である。;Bの配偶者はY社の取締役である。;CはX社から研究費を受けた。;DはV社から講演料を受けた。;EはU社の特許を有している。:FはT社から会議参加の費用提供を受けた。;GはS社から販促資料執筆に対して謝礼を受けた。;Hは利益相反はない。;共著者全員が利益相反はない。

②利益相反開示書の提出:著者全員の利益相反関係を明記した開示書を,投稿時にオンライン投稿・査読システムに論文と一緒にアップロードして提出する。利益相反関係がある場合には,関係する企業・団体名も明記する。

開示書のダウンロードはこちら
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守秘義務

本誌は未発表原稿の機密性を保持する。本誌へ原稿を投稿することにより,著者は原稿に関する全ての連絡(編集部,編集者,査読者からの連絡)の機密事項を厳守することを保証するものと見なす。

セルフアーカイビング(グリーンOA)方針

著者は,セルフアーカイビング(グリーンオープンアクセス)として自身の原稿のコピーをオンラインリポジトリに登録できる。本誌では,原著論文の著者に対し,本誌への掲載後すぐに機関リポジトリまたは公開リポジトリに論文を登録することを奨励している。

長期的なデジタルアーカイビング

J-STAGEでは,「脈管学」を含むデジタルコンテンツを,ダークアーカイブサービス・Porticoに保存している(https://www.portico.org/publishers/jstage/ を参照)。自然災害等によりJ-STAGEで一定期間以上コンテンツを提供できない事態が発生した場合,本誌のコンテンツはPorticoにて公開される。

 

査読プロセス

編集および査読プロセス

本誌はシングル・ブラインド方式の査読を採用している。

投稿直後に,共著者全員に投稿確認・著作権委譲同意確認メールが送信されるので,全員返信すること。投稿後1ヶ月以内に全員からの返信がない場合は,投稿を受け付けない。本誌に投稿された原稿は,編集委員長によって査読を監督する編集委員を割り当てられる。編集委員は,原稿の評価を行う適切な査読者を,原著については3名,症例報告については2名選定する。査読者は,専門性,評価,査読者としての経験などを考慮して選出される。査読者レポートは受諾後2週間以内に提出される。

査読者レポートを受け取った後,編集委員は原稿の修正が必要かどうかを判断する。著者は,修正を依頼された原稿を1ヶ月以内に再提出しなければならない。編集委員は,修正後の原稿を査読者に送ってフィードバックを得るか,あるいは修正原稿に編集者や査読者のコメントが反映されているかを編集委員自身で評価する。その後,編集委員は,ジャーナルへの掲載に適しているかどうかを最終的に判断する。編集委員長は採否の判定結果を著者へ通知する。

査読者の選定,タイミング,提案

[査読者の選定は,居住地域や「脈管学」の編集委員会に所属しているかに関係なく行われる。] 査読者は,当該分野における専門知識,評判,他者からの推薦,および/または本誌における査読者としての経験に基づいて選出される。

査読者のオファーは論文投稿後1週間以内に行われる。 査読者は,査読へのオファーを受諾してから2週間以内に最初の査読レポートを提出することが求められる。これらのスケジュールに遅延が予想される場合は,できるだけ早く編集部に連絡する必要がある。

本誌に原稿を投稿する際,著者は査読に参加してほしい,または除外してほしい査読者を提示することができる。編集委員はこれを考慮するが完全に従う義務はないものとする。査読者の選定,オファー,指名は編集委員の独自の裁量による。

査読者レポート

本誌の方針として,査読者のコメントは原文のまま著者に送信する。ただし,査読者のコメントに不快な言葉や機密情報,出版への推奨事項が含まれている場合,本誌は査読者に相談することなく査読者のコメントを編集する権利を有する。

採択基準

原稿が本誌の掲載要件を満たし,出版された際に本誌へ大きく貢献すると思われる場合,編集委員はジャーナルへの掲載を決定する。

「脈管学」に掲載される論文の採択要件は以下のとおりである。

  • 本誌の取り扱う領域内の内容であること。
  • 新規性および独自性があること。
  • 研究について技術的に厳密な記述がされていること。
  • 本誌の読者の関心が高い事項であること。
  • 当該分野において重要な発見であること。

原稿が本誌の採択要件を満たしていない場合,編集委員は却下を勧告することがある。また,一度不採用になった論文の再投稿は受け付けない。

編集委員会の独立

一般社団法人 日本脈管学会は,ジャーナルにおける全ての編集上の決定について編集委員会に完全かつ唯一の責任を認めている。同学会は,根本的な編集行程の破綻がある場合を除き,編集上の決定には関与しない。

編集上の決定は,原稿の科学的な観点のみに基づいて行われ,本誌の他の利益とは完全に切り離されている。著者の出版費用を支払う能力は,本誌への掲載採否には影響しない。

異議申し立て

編集上の判断に誤りがあると思われる場合,著者は編集委員会に異議を申し立てることができる。異議申し立ては,著者が査読者や編集委員の誤解や誤りの詳細な証拠を提示した場合にのみ検討される。異議申し立ては編集長が慎重に検討し,最終決定を行う。判断,処理については出版倫理委員会(COPE)のガイドラインに従う。

査読における守秘義務

本誌は未発表原稿の機密性を保持する。また,編集委員会は以下を遵守する。

  • 査読者からの合理的な要求がない限り,査読者の身元を開示しない。
  • 原稿やその内容について,原稿や査読に直接関与していない人と議論しない。
  • 原稿のデータや情報を自らの仕事や出版物に利用しない。
  • 自分自身や他の人の利益のため,あるいは個人や組織に不利益を与えるために,査読の過程で得られた情報を利用しない。

エラータと撤回

本誌は,出版された文献の公正性を維持することの重要性を認識している。

掲載された論文に誤りがあった場合,エラータの発行により訂正する。エラータには,出版物の科学的な公正性,著者の評判,ジャーナル自体に重大な影響を与える誤りを記述する。掲載された論文の訂正を希望する著者は,原稿を担当した編集委員または編集委員会に,誤りの詳細と変更後の内容を連絡する。共著者の間で訂正をめぐって意見が一致しない場合,編集委員長は編集委員会または外部の査読者に助言を求める場合がある。訂正が掲載された場合,反対意見のある著者については本文にその旨が記載される。 

掲載された論文が無効または信頼できない結果や結論を含んでいたり,他の場所で発表されていたり,行動規範(研究倫理または出版倫理)を侵害している場合,撤回を行う。論文の撤回を要求する個人は,懸念事項の詳細を本誌編集委員会に連絡することを奨励する。編集委員長は調査を行い,当該論文の著者に連絡して回答を得る。共著者の間で撤回をめぐって意見が一致しない場合,編集委員長は編集委員会または外部査読者に助言を求める場合がある。撤回が公表された場合,反対意見のある著者については本文にその旨が記載される。

エラータまたは撤回を公表するかどうかの決定は,編集委員長の単独の裁量で行われる。

ジャーナルの著者としての編集者

編集委員長を含む編集委員会のメンバーが原稿を投稿した場合,自身は当該論文の査読プロセスから除外される。オンラインの原稿投稿・追跡システムでは,著者として原稿を見ることができるが,編集者としては見ることができないため,査読の機密性は保たれる。

「脈管学」の編集委員が執筆した原稿は,他の原稿と同様のプロセスで査読と編集上の決定が行われる。

 倫理違反の可能性がある場合の対応

本誌は,倫理違反の申し立てがあった場合には,自誌の方針および出版倫理委員会(COPE)のガイドラインに従って対応する。

査読者の守秘義務

査読者は,その責任の一環として未発表原稿の機密性を常に保持することに同意する。また,査読者は原稿の査読依頼を受けることにより,以下を遵守することに同意したものと見なす。

  • 原稿の査読における自身の役割を明らかにしない。
  • 原稿の著者に身元を明かさない。
  • 査読に直接関与していない人と原稿やその内容について議論しない。
  • 編集委員の許可を事前に得ることなく,第三者(ポスドクや博士課程の学生等)を査読に参加させない。
  • 原稿のデータや情報を自身の研究や出版物に利用しない。
  • 自分自身や他の人の利益のため,あるいは個人や組織に不利益を与えるために,査読の過程で得られた情報を利用しない。

査読者の利益相反

利益相反は,査読者による原稿の公平な評価に影響を及ぼす可能性のある状況が顕在する/認識されている/潜在的する場合に生じる。具体的には,著者と個人的または職業上の関係がある,著者と同じテーマまたは競合するテーマで研究をしている,研究やその出版物に金銭的な利害関係がある,以前のバージョンの原稿を見たことがある,等が含まれる。

編集者は査読者を招聘する際に利益相反の回避に努めるが,潜在的なバイアスを必ずしも特定できるとは限らない。査読者は,利益相反がある場合は編集委員へ申告する必要があり,編集委員は申告に基づき最善の行動を決定する。

 

著作権,オープンアクセスと料金

「脈管学」は完全オープンアクセスであり,クリエイティブ・コモンズ(CC)ライセンスを使用している。このライセンスは,利用者が本誌に掲載された論文を無償かつ出版者や著者の事前承諾を得ることなく使用,再利用を許可するものである。CCライセンスの詳細は以下の通り。

著作権とライセンシング

著者は,自身の論文の著作権を全て一般社団法人 日本脈管学会に譲渡する必要がある。本会はクリエイティブ・コモンズ CC BY-NC-ND 4.0国際ライセンスに基づいて論文を出版する。 投稿時に、著者全員の「投稿と著作権譲渡の同意書」をオンライン投稿・査読システムから論文と一緒に提出すること。

同意書のダウンロードはこちら
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[CC BY-NC-ND 4.0]
本誌に掲載されている記事は全てオープンアクセスである。著者はクリエイティブ・コモンズ・ライセンスCC BY-NC-ND 4.0 (Attribution-NonCommercialNoDerivatives 4.0 International)を選択することができる。このライセンスでは,適切なクレジットを表示する限りにおいて,改変されていない記事を非営利目的でのみ共有することを許可するものである。

助成機関によっては,助成を受けた論文を特定のクリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下で公開することを要求していることがある。関連する助成機関への確認は,投稿する前に著者自身によって行われる必要がある。

投稿料

本誌へ投稿する際,特急審査(論文受諾日から14日以内の査読)を希望する場合は,投稿前に事前申請のうえ,特急審査料10万円を支払う必要がある。

論文掲載料(APC)

本誌において,論文掲載料(APC)は発生しない。

出版料

原著および総説については刷上り6頁(刷上り1頁の文字数は2400字,図表,文献含む)を超過する分,症例報告については刷上り3頁を超過する分に対し,1頁ごとに3万円を請求する。

 

原稿の投稿

原稿は,本誌のオンライン投稿システム(Editorial Manager:http://www.editorialmanager.com/jjca/default.aspx)から投稿すること。オリジナル原稿あるいは改訂原稿のファイルはMicrosoft Word形式でアップロードできる。なお,図表は他のファイル形式で別途提出することもできる。

オンライン投稿で問題が発生した場合は,編集事務局までご連絡ください。
Eメールアドレス jca-edit@bunken.co.jp
電話番号 03-6824-9363

 

原稿の準備

スタイル

原稿は,Microsoft Wordでの作成を推奨する。横書きA4判800字詰(32文字×25行,12ポイント程度,30mmの余白)とし,標準的なフォント(MS明朝,MSゴシックなど)を用いること。また,ページ番号をふること。

フォーマット

各原稿種別における構成は,原稿種別の項を参照のこと。

原稿の最初のページには,以下の項目を記載する。原稿区分(原著・総説・症例報告),題名,著者名,所属,連絡著者の連絡先(電話番号,ファックス番号,メールアドレス),学会発表した場合は学会名,発表年,場所。

タイトル

タイトルは,論文の内容を簡潔かつ明確に示す必要があり,検索対策としても重要である。タイトルには,関連分野で一般的に使用されているものを除き,略語を使用しない。

著者

著者全員のフルネームを記入すること。

所属機関

所属機関の名称(研究室,学部,研究所/大学,市区町村,県,国を含む)および住所を記入する。異なる機関に所属している著者がいる場合は,それぞれの住所を上付記号の数字を用いて示す。所属先の変更等により著者の所属機関について新しい住所を記載する必要がある場合は,脚注に記載し,上付き記号(*や**など)で示す。

機器の名称

デバイス等の製品名を記載する場合は,論文中の初出時にメーカーを記載する。TMやRを付記する必要はない。
記載例)Zenith TX2 (Cook Medical Incorporated, Bloomington, IN)
⇒ 製品名(メーカー名,都市名,(州),国名)
日本の製品の場合は,製品名(メーカー名,都道府県名)

外国語の表記

日本語化した外国語はカタカナで書く。無用な外国語や日本語化した口語的外国語は避ける。雑誌名,人名,その他和訳のない言葉は原語とする。

抄録

和文要旨は200字以内で,形式は自由とする。
英文抄録は和文要旨に続けて記載し,原著・総説は200語以内,症例報告は100語以内で,英文の表題,著者名,所属,Key words(原著・総説は5語以内,症例報告は3語以内),抄録文の順序で書く。著者名はすべてフルネームを記載する。

序言

序論では,論文の広範なレビューは含めず,読者が調査の目的や関連分野の他の研究との関係を理解できるように,十分な背景情報を提供する。

対象と方法

方法の記述は簡潔であることが望ましいが,実験の追試が可能な程度の詳細情報が記載されていなければならない。また,使用した化学物質,動物,微生物の株や装置についてはその入手元を記載し,括弧内にその所在地(都市,国)を記載すること。実験に危険物や危険な手順が用いられており,その取り扱いに関する注意事項が広く認知されていない場合は,厳守すべき詳細事項を記載すること。

結果

実験の結果を記載する。読者の理解や研究の評価に役立つ場合は,「結果」と「結言/考察」のセクションを統合してもよい。実験結果の説明には表や図(写真を含む)を用いてもよい(下記表・図の項目参照)。表や図で示されたデータの説明は過剰にならないようにすること。

症例

個人を特定できる情報を記載しないこと。

考察

考察は簡潔にまとめ,結果の解釈を扱うものとする。新しいモデルや仮説は,実験で得られた結果から示唆される場合に限り,本セクションで提示できる。実験結果の記述を繰り返す内容であってはならない。

結論/結語

結果をもとに導かれる結論のみを簡潔に記載する。

謝辞

研究に関する全ての助成元を完結にまとめて記載する。

利益相反の開示

「著者の利害関係と利益相反」の項を参照。

参考文献

文献は,引用番号(本文の引用順),著者氏名(3名までとし,4名以上の場合には,他,et alとする),題名,雑誌名,西暦年号,巻数,頁(必ず初頁~終頁)の順に書く。単行本の場合には著者名,書名,版数,発行者,発行地,年次,頁の順に記す。Web記事の場合には著者名(機関名),資料名,URL,参照日の順に記す。引用文献は主要なものに限り,25以内とする。
[例]
Wittstein IS, Thiemann DR, Lima JA, et al: Neuro-humoral features of myocardial stunning due to sudden emotional stress. N Engl J Med 2005; 352: 539–548
坂田則行,河村康司,竹林茂夫:血管の構造と病理学的特徴(レオロジーの観点を含めて)-脳血管-.脳血管と心血管(勝沼英宇,折茂 肇編),共立出版,東京,1989,1–13
日本褥瘡学会:MDRPUベストプラクティス医療関連機器圧迫創傷の予防と管理.http://www.jspu.org/jpn/info/pdf/bestpractice_.pdf (参照 2019-10-25)
*欧文の場合は(accessed 2019-10-25)

表は標準的なフォント(MS明朝,MSゴシックなど)を用いたExcelでの作成を推奨する。
表にはアラビア数字を用いて通し番号をつける(Table 1,Table 2など)。各表にはタイトルを付ける。説明資料や脚注は表の下に配置し,a)やb)のように上付き文字で指定する。測定単位は,列の上部に数値を含めて記載する。表に示したデータを得るために使用した実験条件の詳細な説明は関連する他のセクションに含め,表の説明文中には記載しない。

図はWord,Excel,PowerPoint等で作成し,写真は目的の所見が十分に確認できる解像度のデータ(JPEGなど)とする。それぞれに図番号を記入し,ファイル名には拡張子をつけること。
「図」には,線画,写真,チャート,グラフなどが含まれる。印刷に耐えうる高解像度の画像を使用すること。写真の倍率は,凡例に示すか,写真に写っている目盛で示すことが望ましい。図にはアラビア数字で通し番号をつける(Fig.1,Fig.2など)。それぞれの図には短いタイトルをつける。図の説明は別のシートにまとめ,図を理解するにあたり十分な実験内容を記載する。ただし,「材料と方法」「結果」などの他のセクションで記載されている内容との重複は避けること。

補足資料

補足資料は,読者が原稿を理解する上で不可欠ではないが付加的な資料として提供される。オンラインのみでの論文公開を希望する場合には,補足資料の提出を推奨する。補足資料は,データ,テキスト,音声,動画ファイルなどで構成され,受理された原稿と共にオンラインで公開される。

補足資料も査読の対象となるため,著者は原稿提出の際には最終版を提出しなければならない。原稿受理後は,著者は補足資料に変更を加えることはできない。

 

採択された原稿

採択された原稿は,出版前に本誌の制作チームによって校正と組版が実施される。本誌は論文原稿について年に12回,オンラインで発行されるが,掲載時期は編集委員会に一任されることに留意すること。採択された原稿に関する全ての連絡は,責任著者との間で行われる。

校正

責任著者は,送られたページ校正の結果を 1週間 以内にチェックして返送すること。校正の段階では,過度の変更は認められず,組版のミスや誤字・脱字に対する修正のみが認められる。著者校正は1回のみ行われる。

リプリント

別刷を希望する場合は実費を著者の負担とする。

二次利用の許諾

本誌に掲載された著作物を複写したい方は(社)学術著作権協会より許諾を受けてください。著作物の営利目的での転載や翻訳のような,複写以外の許諾については編集事務局までご連絡ください。
一般社団法人 学術著作権協会 https://www.jaacc.org/

 

問い合わせ先

編集事務局/編集委員長宛のお問い合わせは,下記へご連絡ください。
「脈管学」編集事務局
Eメールアドレス jca-edit@bunken.co.jp
電話番号 03-6824-9363


最終更新日: 2021年8月10日

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