日本脈管学会「高安右人賞」公募について
一般社団法人日本脈管学会は、学会賞をもうけ、これを「高安右人賞」と名付けました。その趣旨は、1908年に「高安動脈炎」として世界的に知られる血管炎症候群を報告した高安右人(たかやす みきと)先生を顕彰することにあります。 本賞は、近年日本において脈管学領域で顕著な業績を上げ、今後もこの分野で中心的な役割を果たすことが期待される研究者1名に対し授与します。多くの脈管学研究者の応募を期待しています。
対象
本賞は、近年日本において脈管学領域で顕著な業績を上げ、今後もこの分野で中心的な役割を果たすことが期待される研究者1名に対し授与する。
応募資格
- 過去5年間(2017~2021年分)において,その一連の研究成果が顕著であったことが研究論文等の業績において明らかであり、脈管学に対するこれまでの貢献が顕著と認められる者。
- 申請時において、継続して7年以上会費を完納した会員であること。かつ申請時において日本脈管学会評議員である者。
- 2022年3月31日時点において満55歳未満であり、今後、脈管学領域でわが国の指導的立場を担う研究者である者。
- 当会が募集する他の賞への応募と重複しないこと。
- 未受賞の論文(研究)のみを対象とする。国内外を問わず一度受賞した論文(研究)は応募できない。
- 応募は1施設(教室)から1名とする。
選考方法
高安右人賞選考委員会による書類選考にて決定する。選考委員会は、合計10名の委員をもって構成する。
応募方法と提出書類
- 施設責任者(教授相当)により、1名の推薦を受け付ける(自薦も可)。
- 次の①②⑥を所定の形式で,③④を任意の形式でそれぞれ作成し,原本1部(ホッチキス/クリップ留め無し・両面印刷可)と応募書類①~⑥のPDFデータ一式(DiskまたはUSB)を本会事務局に送付すること.なお,応募書類は返却しない。
①推薦書(所定用紙):候補者の研究主題と1,000字以内の推薦理由を記入。
②履歴書(所定用紙)
③研究テーマの要約:2,000字以内に研究主題に関する業績を要約。
④業績目録
⑤研究主題と関連した主たる論文3編の別冊(共著や、5年以前の論文を含めることも可)。
⑥提出書類チェック表(所定用紙):提出書類についてチェックの上、添付すること。
申請受付期間
2022年1月11日(火)~2022年3月31日(木)事務局必着
選考結果の通知
2022年5 月頃 (中間理事会後)
選考発表(授賞式)
第63回日本脈管学会総会において、選考結果を公表し、賞の贈呈を行う。
その他
[賞]賞牌および副賞50万円
[受賞講演]その業績について、第63回日本脈管学会総会において受賞講演(英語)を行い、
2023年中にAnnals of Vascular Disease (AVD)に英文総説を執筆する。
AVD採択をもって受賞者に賞金を授与する。